冬は雪が降るため、洗車が疎かになりがち。
寒い中洗車をするのが苦痛に感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし、冬は1年の中でも圧倒的に車が汚れやすい時期であり、厄介な汚れが多く付着します。
そのため、降雪地帯では特に冬の洗車が重要になります。
降雪地帯の冬は地下水・融雪剤・鉄粉を浴びまくり!
消雪パイプから出る水によってボディが黄ばんでしまう
降雪地域ではよく見られる、道路から水を放出する消雪パイプ。
道路の雪を溶かして凍結を防止してくれる優れモノで、雪国では欠かせない設備のひとつです。
しかし、消雪パイプから出ている水は地下水。あの水を浴びることでボディが徐々に黄ばんでしまいます。
一般的に地下水は地表水よりも鉄の含有濃度が多いことが知られています。
つまり、ボディの下半分が黄ばんでしまうあの汚れはサビ汚れなのです。
サビ汚れが固着すると通常のカーシャンプーで落とすことが難しくなり、鉄粉除去剤やスケール除去剤が必要となります。

融雪剤を含んだ水分は腐食やサビの原因に
また、冬は道路に凍結防止剤や融雪剤が撒かれますが、車との相性が良いものではありません。
融雪剤(凍結防止剤)は塩化ナトリウムや塩化カルシウム等が主成分であり、これらを含んだ水分が金属部に付着し、そのまま放置すると腐食やサビを進行させる原因となります。
膝から下の範囲、特に足回りや下回りで影響を受けやすいため、定期的な洗浄を行うのがベストです。

降雪地帯では冬に鉄粉が発生しやすい
加えて、降雪地域の冬は鉄粉が多くなる時期でもあります。
これは、除雪車のブレードが道路と擦れて鉄粉が大量に発生するためです。
さらにタイヤに装着されたチェーンなども鉄粉発生の原因であり、これらが静電気や走行時の水しぶきでボディに突き刺さってしまうのです。
そのまま放置すると、塗装面に食い込んでブツブツの跡が残ったり、サビの進行を早めたりしてしまいます。

冬こそ定期的な洗車をして、愛車を守ろう!
無理のない範囲で洗車しよう
冬は厄介な汚れが多く付着するため、定期的に洗車をするのが大切。
しかしながら、先述した融雪剤や鉄粉、サビ汚れなどが付着したらといって、すぐにボディが錆びたり劣化したりするわけではありません。
洗車するタイミングは、汚れが付着してから早ければ早いほど良いに決まっていますが、車はしっかりと防錆処理がされているため、そこまで神経質になる必要はないでしょう。

とはいえ、冬は雪が降り、気温も低いため、どうしても汚れを放置しがちです。
車にとって良くないものであることは確かであり、小さな傷が入っている部分からサビが進行したりしますので気をつけましょう。
1ヶ月に1回の洗車で愛車は綺麗になる
融雪剤や地下水などが車に付着した場合、1ヶ月以内に下回りや足回りを高圧洗浄し、ボディの汚れも落としておきたいところ。
本来であれば1〜2週間に1度洗車をするのが理想ではありますが、1ヶ月に1度洗車ができれば、車は綺麗に維持することができます。


前述のとおり、融雪剤や鉄粉、地下水などに対して神経質になりすぎる必要はないものの、できるだけ早く除去するのがベスト。
放置するとボディの劣化につながる恐れがあるため、1ヶ月に1度の洗車を心がけましょう。
天然ワックスで冬の汚れからボディを保護
融雪剤や鉄粉などから車を守るために、当店は天然ワックスをおすすめいたします。
特に鉄粉に対して天然ワックスは極めて有効で、ガラス(系)コーティングと比較すると、固着する鉄粉の量が明らかに違ってきます。
融雪剤やサビ汚れに対しても強く、2〜3週間程度放置しても、洗車だけで綺麗に落とすことができるのです。


天然ワックスの耐久性は3〜6ヶ月程度であり、ガラスコーティングと比較すると短めですが、防汚性能は素晴らしいものがあります。
ボディの黄ばみや融雪剤のシミ、鉄粉などにお悩みの方は、ぜひ当店の洗車で天然ワックスの良さをご実感ください。
『融雪剤や地下水が固着して落ちなくなった』という方は、ぜひ当店の洗車サービスをご利用くださいませ。
これらの汚れを徹底除去し、塗装本来の美しさを取り戻します。